生徒募集のご案内

『書』というと、とかく堅苦しいイメージが強いですが、
浪速書道会は『ふだん着の自分』の姿を見つめて、リラックスした中から書で表現をする人々を育てたいと考えています。

音楽が時代と共に変わっていくように、書の表現も今生きている感性を大切にしたいものです。
例えば、アップテンポで書かれた書、横書の書、今の若者たちの言葉の書などなど。
そしてそれらが淘汰されて、良いものが残っていくでしょう。
良いものとして残るための作品を作るには?古典を学んで栄養をつけること・・・これが一番の方法だと考えます。

約二千年前の中国「漢」の時代の木簡には『ふだん着の書』が沢山あり、そこから学ぶことも多いのです。 更に古い時代、2500年~3000年以上前の古い字の表情も、今となってはとても面白く思えます。
書を学ぶにはまず楷書、次に行書・・・という考えが強いように思えますが、そうとは限りません。大昔の素朴な文字を見つめ、そこから学んでみるのもどうでしょうか?